2023年ロンドンの秋は大人色

今年は9−10月と結構あたたかく、あまり「秋」を感じませんでした。
落葉する木々はあっても、葉が例年のようにきれいに色づくことはほとんどなく…。
しかし11月中旬になって気温がぐっと下がり、やっと紅葉が本格的に始まりました。ただ例年のように鮮やかな赤や黄色ではなく、すこしくすんだ、大人の色です。

それでも鮮やかな色の紅葉も

家のお庭での紅葉もイマイチでした。３本あるもみじ (Acer) はいつもは真紅、明るい黄色、オレンジとなるのですが、今年は赤と黄色はくすんだ色のまま落葉。最後まで頑張っていたオレンジ君は気温が下がるのに間に合い、なんとか鮮やかな色になってくれました！

イチョウ（Ginkgo biloba）も、黄色になって目を楽しませてくれました。イギリスではあまり見かけないのですが、日本の秋を思い出させてくれるので頑張って探して入手したのです。かなり大きくなるので鉢植えにしています。
手前にあるニシキギ（Euonymus alatus）もなんとか紅葉してくれました。ニシキギは、目が覚めるような素晴らしい紅葉になるので、もみじと共におすすめです。

アロットメント（市民菜園）の秋

旦那のアロットメントも秋模様で、春菊が咲き誇っていました。日本の植物かと思っていましたが、地中海原産のようです。こちらでは食用ではなく、観賞用みたいです。（もちろん私達はもりもり食べています ^^)　日本では見たことなかったのですが、本当に綺麗なお花ですね。虹がでたので思わずパチリと写真を撮りました。