*英国でわくわくドキドキガーデニング*

ロンドンおすすめスポット Regent’s Park ウィンターガーデン

Winter garden ロンドンおすすめスポット
久々の青空に映える冬の木々

いよいよ今週からガーデンデザイン上級コースが始まりました!
今回はロンドン中心部にあるリージェンツ・パーク/Regent’s Park内にあるキャンパスに通います。

学校での心得ー学生証は常に首にかけていること等々ーの説明、ペンなど必要な道具リスト、などなど初日につきもののあれやこれやで大体時間が過ぎていきます。クラスメートはほぼ持ち上がりで先生を含め皆知り合いっぽく、園芸コースから来た私は皆さま初対面。結構ナーバスになりました(汗)

授業っぽいことは植物の名前当てテストに出るものを見に行ったことだけかな。これから毎回8つの植物の名前テストがあります。園芸コースの10コよりはいいけれど、又ラテン語のお勉強かーとちょっと肩に力が入ります。

皆連れ立ってリージェンツ・パークのウィンターガーデンへ。
これがめちゃくちゃ寒く、先生の説明に集中できなかったくらいーってか私の英語力の無さかもしれませんが ^^:

ウィンターガーデンとは

特徴1 ー 枝や幹が美しい木を植える

日を受けてより白く光る白樺 (Betula albosinensis ‘Fascination’) の枝々。その前に真紅のサンゴミズキ (Cornus alba ‘Elegantissima’) 。サンゴミズキは蛍光色の黄色、緑、赤、オレンジなどがあります。葉っぱを落とした冬に更に鮮やかな色になり、まとめて植えてあったりすると息を呑むほど美しいです。イギリスの冬のお庭には欠かせない小木のひとつですね。

Betula Cornus
枝が美しいウィンターガーデン
特徴2 ー 枯れた草木で形やテクスチャを楽しむ

植物が枯れたあとも、形やテクスチャが面白いものは取り除かずそこに残します。
ここにはありませんでしたが、紫陽花の花は残すことが多いです。ドライフラワーみたくなって素敵だからでしょう。花芽を寒さから守る役目もあるそうです。日本では剪定しないと翌年花が咲かない!と剪定必須ですよね。気候や品種が違うと植物の扱いも違ってきます。

グラス類もあえて切らないで残したりします。これは線のテクスチャが面白いからですね。これは至る所に見られました。

grass in winter
枯れてもテクスチャで目を楽しませてくれるグラス、Pennisetum alopecuroides ‘Hameln’
特徴3 ー 常緑樹を効果的に混ぜる

エリカ (Erica)は常緑な上に冬にピンクや白のお花が咲くので、めっちゃ貴重な植物です。小さな葉や花が独特のテクスチャも作ります。このガーデンでは、全て常緑樹を植えてみんな緑〜♪みたいな感じにはしていません。冬は冬での魅力を出すためだと思います。私も、常緑樹ばかりの通年おんなじーみたいのはあまり好みではありません。四季がはっきりした日本から来たからかな。

Erica
緑もピンクも加えてくれるウィンターガーデンの助っ人Erica carnea ‘Vivellii’
特徴4 ー 冬に花が咲く植物を植える

上のエリカ様もそうですが、意外と冬に花が咲く植物ってあるんですよ。ウィッチヘーゼル (Hamamelis x intermedia ‘Pallida’) も植えてあったんですが、柵より遠過ぎの上ちっちゃくていい写真が撮れませんでした。黄色い細い糸がいっぱい垂れてる、みたいなお花で面白いです。

来週も違う公園のウィンターガーデン行くので、とっても楽しみです。皆様もお楽しみに!

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