ロンドンは、木々の葉が色づき、落ち葉の季節になりました。
紅葉の時期はチューリップの球根の植えどき。家のお庭でもまだ頑張っていたペチュニアにお別れをし、空いた鉢にチューリップの球根を植えました。
しかし、まだリラックスはできません。 あと一仕事しないとチューリップが全く見られない事態になるかもしれません。
それは「リス対策」です。リスの食料集めの時期にばっちり重なる、春咲の球根植え。イギリスでめちゃくちゃ繁殖している大きめの外来種が、木の実や球根などを集めます。そしてそれを土に植えて保存しておくので、もうありとあらゆる所が掘り返されるのです。
私も試行錯誤を重ね、最近では全く掘り返されなくなりました!それを今回は皆さまとシェアしたいと思います。
チキンワイヤーを鉢にかぶせる
砂利でマルチング(土の表面を覆う)したり、棒を複数立てたりしましたが効き目はありませんでした。それで家にたまたまあったチキンワイヤーを試してみたのです。するとどうでしょう、全く掘り返されなくなったではありませんか!

鉢やコンテナも含めて被せると、カットされたワイヤーが服に引っかかったり、足に傷がついたりとちょっとプチストレスを感じます。なので今年は鉢内側に置く感じにトライ。これでストレスフリーになりました。
ネットを鉢にかぶせる
チキンワイヤーを持っていない方は、是非これを試して下さいーネットです。金網は大きさを調節するために針金ひとつひとつ切るのが地味に面倒です。プラスチック、ジュートなどガーデニング用に売っているもの、何でも良いです。
大事なことは「ゆるく」かぶせることです。ピンと張った状態だと、リスが侵入してくることがあります(実験済み)。下の画像よりもっとネットをだぶだぶにすると良いかも。

深植えする
これは地植えに最適です。通常球根は2-3個分くらいの深さに植えますが、それよりもう少し深く植え付けるのです。チューリップなどの大きめのものは良いのですが、クロッカスなどの小さいものは深植えしすぎて、芽が出なかったことがありました。
おまけ
今秋、うちのお庭の面白い出来事をご紹介します。
もみじは残念ながらヨルダン旅行中に雨が降らなかったせいか、葉がチリチリになって見られませんでした…。しかし思いもかけなかったものが赤くなったのです。

紅葉というか紅花、ですかね。今年の夏は雨が少なく日差しが強かったせいか、この紫陽花はいい色になりませんでした。例年なら青や紫、ピンクとカラフルになるのですが、くすんだ枯れたようなピンクのままででした。秋にはもちろん赤くなったことはないのですが、今年はこんなに見事に赤くなりました!お天気のイタズラと思いますが、嬉しいイタズラです^^


コメント