去年とは打って変わって、暖かく晴れの日が続く今年のロンドンの春と夏。
植物もぐんぐん元気に育ち、例年より開花や収穫が早まりました。去年は雨が多く、お庭や畑はカタツムリとナメクジ大繁殖。毎晩うちの庭で大パーティー。朝起きるとアイリスの芽もリリオペの新葉も跡形もなくなっていました。しかし今年は違います。スイートピーもカンパニュラも全てぐんぐん育ちました。多めに種まきしたペチュニアは、今や庭を埋め尽くす勢いです。
そしてそして。パーティー自粛のおかげで、たくさんの虫たちが戻って来ました!
蜂/Bee

皆が大好きな蜂さんが、お庭に溢れかえってます!まるまるしたのから、スリムなもの、小さいものと色々な種類。例年もヘリアンセマム(ハンニチバナ)/Helianthemum には沢山見かけたのですが、今年はもう全ての花を訪問してくれました。ミニトマトの受粉なんかも全く必要ありません。

てんとう虫/Ladybird

あの手強いアブラムシを食べてくれるてんとう虫さんもあちらこちらに。うちはそれ程アブラムシがいなかったので、餌が十分にあるか心配です。

毎日同じところにいるなーと思って調べてみるとてんとう虫のさなぎ!間違って取り除かなくてよかったー。
みなさま虫を見ると「気持ち悪いー」って駆除していませんか?益虫であることもあるので、幼虫などの時の姿を覚えておくのも良いです。ちなみにナナホシてんとうの幼虫時の姿はコチラ↓

あまり可愛くないですね(笑)でも退治しないでくださいね。
でも害虫でも全ていなくなってしまったら、益虫さんも困ったりします。アブラムシを完全駆除してしまうとてんとう虫さんのエサもなくなってしまう。なんでも程々に、が自然のサイクルを維持し、結果的にお庭の植物のためになるのですね。
おまけ (あまり可愛くないので、虫が苦手な方はスクロール禁止!)
ここにあげたのはほんの一部の虫たちです。色んな虫がいるということは、バランスのとれた良いお庭、と言ってもいいのではと思いますーと自画自賛 ^^;
こちらは植木鉢の下にあった蛾のさなぎです


バラの蕾に密集してつくと気持ち悪いアブラムシ君も、ドアップでみるとつぶらな瞳がなんかかわいいです。でもやっぱり全滅でなくても駆除したいですよね。いつか私が試した地球に優しい方法も書こうと思っています。
それではお互いに色々ないきものがいる、ハッピーなお庭作りを目指しましょう!
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