*英国でわくわくドキドキガーデニング*

イギリスの持ち寄りクリスマスパーティー人気ベスト5(2024年)

英国生活
今年もリースを手作りしました

長く険しい道のりだったガーデンデザインコースもやっと今年は終わりました。最終日は「皆食べ物持ってきてね!」とのことで持ち寄りパーティー。もちろんうちの園芸教室も12月のレッスン後はプチパーティー♪ そして近所の人を招いてまたまたパーティー。今年最後のボランティアでも持ち寄りパーティー。学校終わっても息つく暇がない程です。これはクリスマス前のイギリスあるあるですね。

このカジュアルな「持ち寄り」パーティーで気づいたこと。すぐなくなってしまう食べ物がある一方、最後まで残ってしまうものもあります。手作りは根強い人気があるかな。ベジタリアン、ビーガンが多い昨今、お肉&お魚抜きをあえて持って行く人も多いです。それはさておき私の独断と偏見で、持ち寄りパーティー人気食品ベスト5を発表したいと思います!

第5位 

Mince pies by Tesco
スーパーマーケット、テスコのミンスパイ(Tesco – tesco.com/groceries/en-GB/products/307340507)

ミンスパイ Mince Pie

直径6cm位のタルト生地のようなものにお砂糖でねっとりしたレーズン、カラント、シナモン、ナツメグなどのスパイスが入っています。当初はひき肉が入っている甘くない物だったせいか、Mince(ひき肉)と言われるみたいです。イエス・キリストをお祝いするためにクリスマスシーズンに食べます。大切なのは、クリスマスのデザート「クリスマス・プディング」と同様、これはイギリスの「クリスマス・ケーキ」ではありません。クリスマスケーキはフルーツケーキのようなものが別にあります。(名前や形は違えど3つともドライフルーツが主で、味もそんなに変わらないと思うのは私だけかな)

クリスマス時期に一つは食べないと!という人がいることで第5位でした。

第4位 

野菜スティックディップ添え

Vegitable sticks with dip
スティック野菜のディップ添え(BBC Food – bbc.co.uk/food/recipes/easy_cheese_dip_61653)

なんとお野菜がランクイン!うちのパーティーで野菜大好きの私はこれをよく出すのですが、通常減りが悪い^^; ベジタリアンが多い割にはイギリス人はあまりお野菜は好きではない印象があります。それなのに何故ランクイン?学校のパーティーでもやはり出だしはイマイチだったのですが、後半になると皆が手を伸ばし始めたのです!何故に?「やっぱバランスよく食べないとねー」「何か罪悪感感じ始めちゃってー」との声が。そうです、炭水化物を摂りすぎて、胃袋も気持ちも重たくなってきた時に人気なんですね。ということで第4位に選ばせてもらいました。

ちなみにディップはフムス – つぶしたひよこ豆にタヒニ(練りごま)、レモン汁、ニンニクを混ぜたもの – が多いかな。透明の丸い容器に入って、スーパーでいろんな種類のものが売られています。

第3位

お肉とチーズの盛り合わせ

Meat & Cheese platter
お肉とチーズの盛り合わせ(M&S – marksandspencer.com/spanish-charcuterie-grazing-platter-approx-12-slices-/p/fdp60639296)

ベジタリアンが多い中、サラミやチョリゾー、生ハムなどを盛り合わせたものも人気があります。ヴィーガンも増えている昨今ですが、色々なチーズをクラッカーと一緒に持って来る人も多いです。イギリス人のチーズ愛が現れていますね。

第2位

ソーセージロール

Sausage rolls
ソーセージロール(BBC Food – bbc.co.uk/food/recipes/veggie_sausage_rolls_39930)

みんな大好きソーセージロールが第2位にランクイン。パイ生地にくるまれたソーセージ肉です。特にクリスマス用でなく、冷たいままでも温かいものでもイギリス人は日常的に食べているようです。この写真のように代用肉を使用したベジタリアン版も結構見かけます。個人的に特に愛着がないと思っていましたが、友人が作ってくれたものを食べた時、あまりの美味しさに感動しました。

第1位

クリスマスケーキ ー シュトーレン&パネトーネ

「クリスマスケーキ」、と一緒にして、2ついれさせてもらいました!

シュトーレン (BBC Food – bbc.co.uk/food/recipes/stollen_27553)

シュトーレン。イギリスのクリスマスなのに何故ドイツのクリスマスケーキが!?と思われる方もいらっしゃると思いますが。どこでも売っているし、イギリス人大好きなんですよ。(多分自国のケーキに飽きてきた?)パーティーでも数ある甘い物のなかで、どんどん減っていくのを目撃しました。

ナッツ、スパイス、乾燥または砂糖漬けの果物で作られたフルーツパンで、イギリスのクリスマスケーキより軽く甘さも控えめ。日本人向きだなーと思ってましたが、イギリス人にも人気です。

Panettone
パネトーネ(Aldi – aldipresscentre.co.uk/product-news/shoppers-will-go-nuts-for-aldis-new-pistachio-panettone/)

パネトーネ。何故イタリアのクリスマスケーキまで!?と皆様のツッコミが聞こえてきます。でもこの時期になるとこの台形の箱があっちのお店にもこっちのお店にも山積みになるんです。その上この写真のものはドイツからイギリスに来たスーパーのもの。そのお店が売るイタリアのケーキ。もう何が何だかわからなくなってきました… 気を取り直して、パネトーネについて。イタリアのミラノ発祥の甘いパン/フルーツケーキ。これはシュトーレンよりよりパンっぽく、めっちゃ軽くてふわふわ。甘さも控えめで日本人にはウケること間違いなし!でもイギリス人も好きみたいです。どちらかと言うと、イギリス人はシュトーレンの方が好きかも。でも私が個人的に好きなのもあって第一位にいれさせてもらいました(おいおい)。

ということで、いかがでしたでしょうか。皆様の予想/期待を裏切って、イギリス発祥でないものを1位にしてしまいましたが、イギリスルーツということではなく「イギリス人に人気なもの」ということをチェックポイントして選ばせていただきました。(個人的にはシュトーレンとパネトーネが大好きです)

イギリス在住の方の参考になれば、又は「へぇ〜イギリス人ってこんな物をクリスマスシーズンに食べるのね」と楽しんでいただけたら嬉しいです。

おまけ

学校の最終日パーティーよりの写真です。すっかり撮り忘れてパーティー終わり頃なのであまり美味しそうではないですが、美味しかったです。私はM&Sのソーセージロールともうひとつ持っていきました。ポテトチップやトルティーヤチップなんか持って来る人も多いです。

Party
学校最終日。スパークリング・ワイン等のアルコールを持ってくる人もいます。みかん/Easy peelers が意外と人気ありました。

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