*英国でわくわくドキドキガーデニング*

雨ばかりのイギリスの春と夏 2024

Pink hydrangea in UK ガーデニング
あじさいーイギリスで典型的なピンク色

今年のロンドンの春と夏は、雨ばかり。夏になった今も気温は20℃前後の日々。今日もフリース来てスープが美味しいです。日本はまた猛暑で大変な事になっているというのに ー 5℃位分けて欲しいです。

と言う事で植物たちにとってプラスになったことと、マイナスになったことが当然でてきました。

雨が多くて良かった事(と紫陽花の色)

紫陽花がとってもきれいにゴージャスに咲きました。他にもスタージャスミン/Trachelospernum jasminoidesの花数が半端なく、お庭に出たとたん甘い香りに包まれました。

あじさいと言えば、イギリスに来たばかりの頃「何故に紫陽花はピンクばかりなのか?」と不思議に思っていました。日本では青色が主流ですよね。6月に母の一周忌で帰国した際、こんな目にも鮮やかなブルーの紫陽花があちこちに咲いていました。

blue hydrangea
青い日本の紫陽花

色の違いは土のpH/ペーハーにありました。アルカリ性土だとピンク、酸性土だと青、になる紫陽花があるからです。イギリスの土はほとんどがアルカリ性寄り。土に石灰分が多く含まれているからですね。雨は弱酸性なので、雨の多い日本は土中の石灰分を流してしまうらしいです。

紫陽花の色を手っ取り早く変えたい人向けに、市販の青アジサイ用土や赤アジサイ用土も売っています。またコンクリート屏は石灰分を含むので、その脇に植えたらピンクになり易いです。ただ、紫陽花は一般的に弱酸性が好きなので、あまりアルカリ性に偏りすぎないことが大事かな。

雨が多くて困った事

ナメクジ&カタツムリの大発生、これにつきます!私の花友は全員、市民菜園の皆さんも「今年はダリアの花が見れない、芽を全部食べられた!」「買ってきた植物を庭のベンチに置いておいたら、翌朝消えていた」「ナメクジにキュウリの苗食べられた!」「アスバラガス全滅…」等々皆様の悲鳴と涙がすごかったです。

ある春の雨降りの日、市民菜園へでかけると私達のアスパラガスもすごいことになっていました。大きくて太ったナメクジが1つのアスパラガスに3匹ずつ位ついているではありませんか!片っ端から取り除きましたが…。(↓写真閲覧注意!ナメクジが苦手な方は早めにスクロールして下さい)

slugs
たくさんのナメクジの餌食になっているアスパラガス
snail
温室まで入りこんでいたカタツムリ

コルジェット/ズッキーニも苗を全て食べられてしまいました(涙)コルジェットって後から後から出来るし、美味しいし、楽しみにしていたのに…。

捨てる神あれば拾う神あり

今年はコルジェット無しか…とがっかりしていました。が、今日ガーデニングのお手伝いをしているCapel Manor Collegeより大きく育ったコルジェットの苗をいただいてしまいました!なんてなんてラッキーなんだ!!🙌

courgette
いただいたコルジェットの苗。もうちっちゃなのが出来ています!

お陰様で、どんよりした気候とシンクロしていた気持ちも、明るくなってきました ^^

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