ロンドンは9月に入り気温も下がり、秋の気配に包まれ始めました。
今回は、バラもローズヒップ(赤い実)になり夏の花々の勢いが衰えてきた頃、イギリスのあちこちで顔を出すシュウメイギク(秋明菊)をご紹介します。
イギリスでは自然体のコテージガーデンに多く見られますが、ロンドン市街でもめっちゃフォーマルな庭園を除いては、どんな雰囲気にも溶け込んでいます。
オススメの理由

•一重/八重、白や主張しないピンクが秋にぴったり
•派手ではないが、人目を惹くかわいらしさ
•半日陰を明るくしてくれる
•長めの花期(夏の終わり〜秋)
•丈夫で寒さに強い
育て方・情報

分類:半常緑多年
場所:半日陰/明るい日陰または日向
土:通常地植えでどんな土でもOK (鉢植えも可)
イギリスー冬に過剰な水は避ける
日本ー水はけが良いが乾燥しすぎず、土に直射日光が当たったりして熱くならない所に植える(大きな木の下等)
肥料:春と秋
大きさ:高さ&幅とも1.2m位まで大きくなる
花期:日本ー8月下旬~11月 イギリスー8〜10月
株分け:生育旺盛なので3年に1回位、込み合ってきたら晩秋か早春に株分けをし植え直す
鉢植えは、根詰まりを防ぐため毎年植え替えると良い
注意!増えるスピードが早いので、株分+植え直し/植え替えを忘れないように!
また、植え替えを嫌うので、株分時、根はあまりいじらないようにすると良いです。
オススメ品種
あまり背が高くならない品種など色々ありますので、お好み&お庭に合わせて選んで下さいね。
イギリスでは Japanese anemone と呼ばれる Anemone × hybrida ‘Honorine Jobert’という品種が人気です。

おまけ

去年お迎えしたアネモネ・ワイルドスワンが咲きました!今年の乾燥した気候で一時元気がなくなっていましたが、見事に復活。写真では見えませんが、花びらの裏が一部紫になってかわいいんです♪背丈がそれほど高くならないので、ロンドンサイズな私のお庭に合わせて選びました^^
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