*英国でわくわくドキドキガーデニング*

チェルシー・フラワー・ショー 2024 – RHS Chelsea Flower Show 2024

ロンドンおすすめスポット
2024年チェルシー・フラワー・ショー

イギリス、王立園芸協会(RHS)が主催し毎年5月にロンドン、チェルシーで開催されるガーデン・ショーに、5月23日、今年も行ってきました!
有名な園芸家が渾身のデザインをしたお庭が披露され、植物はもちろん園芸用品を始めとする諸々のショップもあり、野外で演奏される音楽を聴きながらのピクニックも楽しめます。ロンドンの夏の風物詩であるこの園芸ショーは今年も大盛況でした!

いざフラワーショーへ!

まずは最寄駅スローン・スクエアからスタート。
駅からフラワーショーまでのお店も期間中はお花や植物でお店を飾りつけるので、それを見ながらワクワク感がどんどん高まります。

チェルシーフラワーショー開催時のお店
チェルシーフラワーショーに合わせて飾りつけされた近隣のお店
チェルシーフラワーショーに合わせて飾りつけされたお店2
かなり気合が入っています

ナチュラル・ガーデンが今年のトレンド

15分位歩いて着きました!今年は1日券ではなく、午後3時半から入場できるチケットにしてみました。
入口からメインのショーガーデンまでの間はお店が立ち並び、朝一から来た人々でごった返していました。お庭に着いたら人混みはそれ程でなくその上だんだん人が減っていき、最後のあたりはよく鑑賞できました。昨年は反対で、朝8時からゆったり目でスタートし、昼までにはすごい人混み。でも3ー4時頃からは殆どの人が帰り始めたました。

去年もそういうガーデンが多かったのですが、今年はほぼ「ナチュラル・ガーデン」
色とりどりの派手なお花で飾り立てるのではなく、自然の草原にいるような感じのお庭達でした。

自然の中にいるようなお庭
自然の中にいるよう
ショーガーデン
優しい感じのお庭

エコが浸透し、自然回帰の流れがここにも大きく反映しているようです。インテリアなどでもくすんだ色使いが主流で、ナチュラルな素材が人気ですよね。「サンクチュアリー・ガーデン」ー癒しのお庭ーのお題でデザインされたお庭達もありました。

ナチュラルな素材を使ったお庭
いい具合に風化した素朴な木が、自然なガーデン・デザインに溶け込みます
癒しのガーデン
こんな所にぼーっと座っていたら、めっちゃ癒されそう

緑の魔術師、石原和幸さんの日本庭園

そして、とても楽しみにしていた石原和幸さんのガーデンに、本人がいらしていました!
やはり日本庭園を見ると日本人の私はとても落ち着きます。今年はイギリスで今ホットな苔玉を沢山集めたようなお庭で、とても素敵でした。

苔玉のお庭
苔玉のお庭

昨年同様かなりの賑わいでしたが、とても気さくな方らしく、皆のためにポーズをとって下さいました。

庭園デザイナー 石原和幸さん
有名な庭園デザイナー、 石原和幸さん

石原さんのサイトです↓

庭園デザイナー石原和幸 ISHIHARA
庭園デザイナー石原和幸のオフィシャルWEBサイト。世界最古にして最も権威がある「英国チェルシーフラワーショー」にて、これまでに合計11個のゴールドメダルを獲得。エリザベス女王からも“緑の魔術師”と称えられ、世界に認められた豊かなデザイン性と...

今年の人気ーアイリス

今年よく見かけた植物のトップは昨年に引き続き、アイリスです。
その中でも特に人気なのが、茶色っぽいくすんだ色のもの。イギリスの色々な場所で良く見かけます。

アイリス
アイリス
人気のアイリス
人気のアイリス

石原さんは定番の紫のアイリスを配置されていて、日本庭園にはやっぱりこのアイリスは外せないでしょ、って思いました。

今年の人気ージキタリス

次に目立ったのがジギタリス/Foxgglove(狐の手袋)/Digitalis
季節のお花で、縦の線で高さを出すのに良いし、お花も見応えがあるからでしょうか。

ジキタリス
お庭に楽しいテクスチャを加えるジキタリス

今年の人気ープリムラ・ビアリ

小花が集まって円錐形を作るプリムラ・ビアリ/Primula vialii もあちこちで見かけました。帽子をかぶっているかのようでめっちゃかわいい!

プリムラ・ビアリ
いつものプリムラと違うープリムラ・ビアリ

花友のミランダちゃんと興奮しまくってガーデンを堪能した後は、真ん中にあるおーっきなテント内の植物のお店へ。なにこれきのこをお花にみたてていちごと寄せ植え!とかまた興奮しまくっていたら、閉園の8時になってしまいました。

マッシュルームといちごのコラボ
マッシュルームといちごのコラボ

お腹がとっても空いていたのですがもうすぐ閉園なので外へ。近くのゴードン・ラムゼイさんのレストランで美味しいハンバーガーを片手に植物の話題で盛り上がり、夜は更けていったのでした。

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